「サラサラキラキラ七夕まつり」が7月1日に大塚・歳勝土遺跡公園（横浜市都筑区大棚西2）内「都筑民家園」（TEL 045-594-1723）で始まる。

　江戸時代の民家「旧長沢家」（横浜市指定文化財）を移築した古民家を公開している同園。園内では季節ごとに日本の伝統的な行事にちなんだ企画を展開している。

　例年七夕の季節には、園内主屋内と縁側にササの葉を飾って、手作りの七夕飾りや短冊で彩る七夕まつりを行う。今年も7月7日までの期間飾り、来園者は用意された短冊に「願いごと」を書いてつるすことができる。併せて主屋内には七夕にちなんだ日本の伝統的な飾り物の展示も行う。

　同園事務局長の木村格さんは「今は短冊に書いているが、古来七夕には梶の葉に願い事を書いてた。当園の庭にも梶の木があるのでご覧になってほしい。港北ニュータウンは全国からの移住者も多いことから、各地に伝わる七夕の風習の七夕雛やワラの精霊馬、五色の糸なども展示する。それぞれの故郷の七夕自慢に花を咲かせて、交流を深めていただけたら」と話す。

　開園時間は10時～16時。入場無料。