港北経済新聞の上半期PV（ページビュー）ランキング1位に、相鉄・東急直通線「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」の開業を伝えるニュースが輝いた。

　ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 相鉄・東急直通線開業　新横浜駅では記念イベントも（3/18）

2. 新横浜駅にタイ料理店「クルン・サイアム」　神奈川県初出店（3/14）

3. サクラとチューリップが見頃　都筑・江川せせらぎ緑道に春の景色（3/29）

4. 相鉄・東急直通線の新駅「新横浜駅」に待合室　AIカフェロボットなど設置（3/15）

5. 横浜・川和町駅前の菜の花今年も満開に　早咲きの桜も（3/8）

6. 長津田に青葉台の老舗パン店「コペ」2号店　自販機販売も（4/10）

7. ズーラシア隣で里山ガーデンフェスタ　市内最大級の大花壇に春の花（3/24）

8. 菊名桜山公園の八重桜が満開　桜まつりも（4/7）

9. オリジナルカップ麺作れる「ラー博スゴメンラボ」　新横浜ラーメン博物館（4/25）

10. 里山ガーデンの谷戸にこいのぼり泳ぐ（4/12）

　3月18日に開業した相鉄・東急直通線は相鉄線西谷駅から相鉄・JR直通線羽沢横浜国大駅（2019年開業）を経由して、東急東横線・目黒線日吉駅を結ぶ路線。羽沢横浜国大駅～日吉駅間には「新横浜駅」と「新綱島駅」が新設され、西谷駅～新横浜駅間は「相鉄新横浜線」、新横浜駅～日吉駅間は「東急新横浜線」の名称で運行を始めた。

　横浜市西部地域から都内へのアクセスが格段に向上した一方で、複数の鉄道会社が相鉄線と直通することで、相鉄線内の各区間では時間帯によって慢性的な混雑や遅延も発生していて、改善が望まれる。

　4位も相鉄・東急直通線に関連した話題。開業した新路線の「新横浜駅」にAIカフェロボットや50Wのワイヤレス充電スポットを備えた待合室「Shin-Yoko Gateway Spot（シンヨコ ゲートウェイ スポット）」がオープンした。

　2位、6位、にはグルメの話題がランクイン。6位のパン店「コペ」は青葉台で長年営業している店舗で、青葉台店とは趣の異なる店舗で焼きたてのパンを提供する。

　3位、5位、8位は新しい季節の訪れを伝える記事。八重桜の名所としても知られる菊名桜山公園（8位）では、新型コロナウイルス感染症の影響で数年開かれていなかった「カーボン山 桜まつり」が久々に開催された。

　7位、10位はよこはま動物園ズーラシアに隣接する「里山ガーデン」のニュース。広さ約1ヘクタールの大花壇をはじめ、里山の景色を残す谷戸、自然観察できる遊歩道が整備された同園。2017（平成29）年に横浜市内で開催された「第33回全国都市緑化よこはまフェア」のメイン会場の一つとして整備された。毎年春と秋に大花壇を公開していて、今回も約30万本の春の花を楽しめた。併せて会場内では、2027年に横浜で開催予定の「2027横浜国際園芸博覧会」のPRも行われた。

　9位は新横浜ラーメン博物館1階にオープンした「ラー博スゴメンラボ」の話題。オリジナルカップラーメンが作れる新しい体験ゾーンで、館内のみで利用できるスマートフォンアプリから注文をするとオリジナルの麺・スープ・具材・容器・ふたでカップラーメンを作ることができる。本格的なラーメンのほか、たこウインナーやハンバーグといった具材、青いスープ（鶏塩味）など斬新な材料を使って、市販ではあまり見ない「ヤバい」ラーメンも作れる。

　春になってから昨年に比べて少しずつ街の活気が戻ってきたほか、リアルのイベントや企画が増えてきた港北エリア。港北経済新聞では街の動きや明るいニュースをこれからも広く発信していく。