横浜市立川和中学校（横浜市都筑区富士見が丘）美術部の生徒と横浜在住アーティスト・高梨麻世さんが公開でクリスマスツリーを作る「クリスマスライブペイント」が12月11日～13日、港北みなも（横浜市都筑区中川中央2）3階特設会場で開催される。

　「都筑の絆」をテーマに進める「ツヅキ・キズナ クリスマスアートプロジェクト」として催す同イベント。発泡スチロールの材料をペイントするほか、その周りを手作りオーナメントで飾り付けて、ツリーを完成させる。

　材料は区内のものづくり企業「第一フォーム」（大棚町）と「伸光写真サービス」（池辺町）らが提供。11月には館内でオーナメント作りのワークショップが行われ、延べ250人の来館者が参加した。これらの材料を使ってライブペイントでは、生徒とプロのアーティストが協力してツリーを仕上げる。

　川和中学校美術部からは約40人が参加。これまで「アクティブ・ビジュツブ」をモットーに学内外で積極的な活動を行ってきたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、この2年は活動の場が少なくなっていた。今回のプロジェクト参加は、生徒だけでなく見守る顧問や保護者にとっても貴重な機会となる。

　プロジェクトをプロデュースした漫画家学会（東京都渋谷区）の江尻章さんは「川和中学校の皆さん、高梨さん、都筑区内の企業、そして港北みなもの来館者の方々、都筑区の『絆』で作るクリスマス作品。ぜひ見に来てほしい」と話す。

　ライブペイントは各日11時～16時。完成作品は12月24日まで展示。