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「カラオケの気まずい」解消も コート・ダジュールで配膳ロボット稼働

稼働する配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ) アイリスエディション」

稼働する配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ) アイリスエディション」

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 カラオケの個室にドリンクなどを運ぶ配膳ロボットが現在、カラオケ店「コート・ダジュール すみれが丘店」(横浜市都筑区牛久保1)で稼働している。

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 AOKIグループで、複合カフェ「快活CLUB」などを展開する快活フロンティア(都筑区)が運営する同店。新型コロナウイルスによる非接触需要への対応で、10月から配膳ロボット導入の実証実験をしている。

 稼働するのは高さ約100センチの「Servi(サービィ) アイリスエディション」。「Pepper(ペッパー)」を展開するソフトバンクロボティクス(東京都港区)のロボット「Servi」をアイリスオーヤマがオプション追加した配膳・運搬ロボットで、業界ニーズに合わせてカスタマイズされている。

 同店では個室からタッチパネルで注文するとロボットがドリンクやフードメニューを運ぶ。各種センサーにより、運搬時は人や物を避けて個室まで移動し、到着時は個室内のモニターで知らせる。カラオケ特有の「歌唱中に店員が入ってきて気まずい」という課題解消や配膳時の容器落下リスクを低減する効果などもある。

 グループ利用時の積載容量不足などの課題もあるが、利用者の声も取り入れながら改善して、2022年4月以降の順次導入店舗拡大を目指す。

 同社の糠谷実穂さんは「新型コロナウイルスの影響もあり、いかに非接触にできるか、スタッフの手をかけないかがカラオケ店でも必要になっている。配膳ロボットの導入も含めて、これからの時代に合わせた店舗作りに挑戦していきたい」と話す。

 営業時間は9時~翌5時。

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