見花山のカフェ「街の珈琲（珈琲）店 よこはま物語」（横浜市都筑区見花山）が11月30日に、日本ナポリタン学会の認定店舗になった。

濃厚な甘みがある「珈琲店のもっちりナポリタン」

　日本ナポリタン学会は横浜発祥といわれるスパゲティ「ナポリタン」の認知を広めることを目的に、2009（平成21）年から活動する団体。学会の基準を満たしたナポリタン提供店舗やナポリタン関連商品の認定を行うほか、各種イベントも展開してきた。

　「街の珈琲店 よこはま物語」は2013（平成25）年にオープンしたカフェ。約120席の店内ではネルドリップ、エスプレッソ、サイホン、フレンチプレスなどさまざまな抽出でコーヒーを提供するほか、各種フードメニューも用意する。

　同店のナポリタン「珈琲店のもっちりナポリタン」は約6年前にリニューアルして提供を始めたメニュー。2.2ミリの太麺生パスタを使い、トマトケチャップ・蜂蜜・デミグラスソースを2時間煮込んだ特製ソースで炒めた。価格は1,080円。

　当日は同店で認定式が行われ、同学会の田中健介会長から齊木幸太郎オーナーへ認定証が贈られた。

　田中会長は「2代目のナポリタンは、濃厚な甘みでオリジナリティーあるメニュー。かなりの手間を掛けて作っているところなど認定にふさわしい」と話す。

　齊木オーナーは「今までのナポリタンを忘れて食べてほしい、それほど当店オリジナルの味になったと思う。初代のナポリタンは、当店スタッフがまかないで食べていないことに気付いて、そこからブラッシュアップをして今に至る。認定をきっかけにまた多くの方に足を運んでもらえたら」と話す。

　営業時間は7時30分～22時。