横浜市営地下鉄グリーンラインが9月24日、6両編成の運行を始める。

　2007（平成19）年に開業したグリーンラインは、中山駅（横浜市緑区）から都筑区をまたぎ、日吉駅（港北区）をつなぐ延長約13キロの路線。開業以来4両編成で運行してきた。朝のラッシュ時には慢性的に混雑していて、ダイヤ改正による運転本数増加やオフピーク通勤の呼びかけで対応してきた。

　今後も沿線の宅地開発や駅周辺の再開発によって、路線利用者数が増加することが予想される。このことから4両編成から6両編成へ向けた議論が、市議会などで10年前から続けられ、今回の6両編成化に至った。

　路線を運行する横浜市交通局は、2022年度中に3編成を6両化するとしていて、2024年度末までに全17編成中10編成を6両化することを目指す。

　当初の6両編成の運行時間帯は、平日の7時14分～9時13分と土曜の6時50分～18時10分。日曜・祝日は運行しない。