横浜F・マリノス本拠地の日産スタジアム（横浜市港北区小机町）で8月29日、アルビレックス新潟戦の試合前に、韓国映画「TSUNAMI-ツナミ-」のアフレコ収録イベントが開催される。

　ユン・ジェギュン監督の同作品は2007年、韓国で公開された。韓国のリゾート地・海雲台（ヘウンデ）を襲う高さ100メートル、時速800キロの津波と、その危機から生き延びる人々のドラマを描いている。日本では9月25日から全国公開。

　当日はギネス審査員が立ち会い、津波が浜辺に押し寄せるクライマックスシーンのために日本語吹き替え用の音声を収録。ゴール裏などにマイクを設置し、大型ビジョンに映し出される映像に合わせながら観客が「助けて」などの言葉を発して絶叫する。ほかに、スペシャルゲストの登場も予定。

　同スタジアムは7万2,327人の収容が可能で、成功すればギネス記録として認定される予定。同チームはサポーターなどに協力を呼び掛けている。

　同チームを運営する横浜マリノス事業本部の大多和亮介さんは「普段サッカーを知らない映画ファン、あまり映画を見に行かないマリノスファン、相互のお客さまが行き来し合うきっかけとなれば。アフレコの後は津波のような大きな声援でチームを後押ししてほしい」と話す。

　開催時間は17時～17時10分。アルビレックス新潟戦は18時にキックオフの予定。