カフェ・ギャラリーリンデン（横浜市青葉区もえぎ野、TEL 045-532-5288）で9月10日から、「東アフリカの主張する布、カンガ」展が開催される。

　「カンガ」とはケニアやタンザニアなど東アフリカで愛用されているプリント布。カラフルで美しいデザインの一枚布（約160×110センチ）で、中央下部には、「カンガセイイング」と呼ばれるスワヒリ語の文言がプリントされている。

　今回は、カンガやアート作品などの紹介を通じてアフリカ文化への理解を深める活動をしているポレポレオフィス（東京都江東区）が企画。期間中は同代表の織本知英子さんが実際に現地を歩いて集めたというカンガ約50点を紹介する。

　同13日にはカンガのワークショップも予定。現地のスライドを見ながら、カンガの解説や着用体験などを行う（15時～、参加費1,500円ワンドリンク付き）。

　織本さんは「カンガは一見すると単なる一枚の布だが、その中にはさまざまな物語や東アフリカの女性たちの知恵が詰まっている。デザインを眺めるだけでなく、それぞれのカンガセイイングを読み解くのも楽しい。カンガから、東アフリカの生活文化の豊かさをぜひ感じていただきたい」と話す。

　開催時間は12時～18時。月曜・火曜定休。展示は21日まで。ワークショップは要予約。