横浜市営地下鉄センター南駅近くのタカラスタンダード「港北ショールーム」（横浜市都筑区中川中央2、TEL 045-594-1610）が10月21日にリニューアルオープンする。

マンションのLDKを再現したマンションギャラリー

　タカラスタンダードはシステムキッチンやバスを中心とした住宅設備機器メーカー。同ショールームは横浜市内に2カ所あるうちの一つとして、2014（平成26）年にオープンした。

　これまで同ショールーム来場客の目的は、約7割が戸建、約3割がマンションリフォームだったが、ここ数年でマンションリフォームを検討する客が半数近くに増えたという。同社の横浜支店販売部次長の濵田潤一さんによると「新型コロナウイルスの影響もあって、中古マンションのリノベーション需要が増えたことが一因。また、都筑区を中心としたこのエリアのマンションの多くがリフォーム適齢期を迎えていることもあって、来場者が増えているのでは」と推測する。

　ショールームの広さは約330平方メートル。今後もマンションリフォーム需要が増えていく見込みから、ショールームの半分近くをマンションリフォームに特化した展示スペース「マンションギャラリー」にした。同社では初の試みで、約10畳LDKスペース（子どもが独立した50～60代夫婦を想定）、約20畳LDKスペース（4人家族を想定）、約16畳のLDKスペース（若い子育てファミリーを想定）の3部屋を用意して、実際のマンションの部屋をイメージした生活空間の中で同社の商品を紹介する。

　濵田さんは「実際にリフォームを検討されている方はもちろん、少しでも興味ある方にはぜひいらしてほしい。細部まで作り込んだマンションギャラリーは商品単体を見るよりもイメージがわくはず」と話す。

　営業時間は10時～17時。水曜定休。予約推奨。