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横浜・都筑民家園で「重陽の節句」 「菊」の調度品展示

これまでの展示の様子

これまでの展示の様子

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 長寿を願う秋の行事「重陽の節句」をテーマにした展示が10月21日・22日、大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西)内「都筑民家園」で行われる。

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 江戸時代中期の古民家を移築復元した同園。横浜市民の文化交流の場として、季節ごとに伝承文化や年中行事にちなんだイベントを企画してきた。

 「重陽の節句」は「菊節句」とも呼ばれる五節句の一つ。9月9日に無病息災や長寿を願い、長寿を象徴する菊を使って、しつらえや行事食を用意する。

 同園では旧暦に合わせて1カ月遅く開催。主屋に、菊節句にちなんだ着せ綿の菊の花、菊柄の漆器、鎌倉彫の手あぶりなどを展示する。特別展示として、日本人形文化研究所の林直輝所長が所蔵する貴重な重陽飾りや茱萸袋(ぐみぶくろ)、菊慈童なども並ぶ。

 同園事務局長の木村格さんは「菊節句にちなんだしつらえを通して、日本文化を深く知り、日本の四季折々の行事に親しんでほしい。園内の茶室では両日とも『お茶室カフェ』も予定するので、菊と共に喫茶を楽しんでいただけたら」と話す。

 開催時間は両日とも10時~16時。入園無料。

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