動力のないカートでタイムを競う重力カーレース「2024ソープボックスダービー・ナショナル選考会 神奈川大会」が3月17日にトレッサ横浜（横浜市港北区師岡町）北棟2階リヨン広場で開催される。主催はNPO法人日本ソープボックスダービー協会。

　アメリカで90年続く「ソープボックスダービー」。坂道（スタート台）を下って勢いをつけ、直線コースを走る競技で、アメリカオハイオ州・アクロンの専用コースでは毎年夏に世界選手権も開催されている。子どもが木箱に車輪を付けて遊ぶ姿がソープボックス（せっけん箱）のように見えたことが名前の由来。

　当日はリヨン広場の特設コースで開催。スタート台を駆け下りて、2回の走行で最速タイムを競う。参加資格は3月14日までに申し込んだ8～13歳の子どもで、カートは体重に合わせて調整されて貸し出される。

　未経験者でも参加は可能。優勝者は7月にアメリカで開催予定の「第86回オールアメリカン（AA）SBD世界選手権」の参戦権と現地までの航空券が進呈される。

　出場申し込みは公式ウェブページから（3月14日まで）。参加費は3,000円。観覧のみは申し込み不要・無料。開催時間は10時～15時30分。前日には先着順・参加無料の実車体験できる走行会も予定。