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三和交通の「タートルタクシー」刷新 乗客に話しかけないサイレントモードも

タブレット端末になった「ゆっくりボタン(カメボタン)」

タブレット端末になった「ゆっくりボタン(カメボタン)」

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 横浜・港北を中心にタクシー・ハイヤーサービスを展開する三和交通(横浜市港北区鳥山町)のゆっくり走るサービス「タートルタクシー」が2月6日にリニューアルした。

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 「タートルタクシー」は助手席裏に設置した「ゆっくりボタン(カメボタン)」を押すと、通常時以上に乗務員が加速や減速を緩やかにして、丁寧な運転を心がけるサービス。「今はそんなに急いでいない」「体調が悪いのであまり揺れないようにしてほしい」といったニーズに応えることから乗客からは好評で、2014(平成26)年にはグッドデザイン賞を受賞している。

 約10年続くサービスだが、経年劣化でカメボタンが故障する車両が増えてきたことから今回リニューアル。カメボタンをタブレット端末に刷新した。「タートルタクシー」に加えて、空調を設定する「あったかモード」「ひんやりモード」、乗客に話しかけない「サイレントモード」などを用意する。

 同社広報の小澤千秋さんは「もっと乗りやすくスマートにコミュニケーションができるタクシーを目指している。遊び心から制作しているので気軽に押してほしい」と話す。

 「タートルタクシー」の設置車両は東京営業所以外の全車両。

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