港北区役所(横浜市港北区大豆戸町)内のこども家庭支援課窓口で12月1日、窓口の混雑状況を確認できるサービスが始まった。
リプライス(港北区新横浜3)が提供する「混雑・空き」情報配信システム「ネコの目システム」を使ったこのサービス。利用者の多い窓口の「密」回避のために導入した。
窓口の発券機と連動したシステムによって、待ち人数をモニターに表示するほか、離れた乳幼児健診会場でも無線でつながったモニターで確認可能。併せてウェブ上の「混雑・空き」情報ポータルサイト「ネコの目.com」でリアルタイムに表示するため、来庁者はスマホなどで確認してから、混雑を回避して窓口を利用することができる。
同社の鹿島優里さんは「こども家庭支援課の担当者へのヒアリングでは、小さな子どもを連れた来庁者から『来てみないと混雑しているかわからないのは不安』という声があったことや、昨今の状況下で来庁者の感染リスクを下げたいといった意見をいただいた。当社の導入事例などから今回採用いただけた」と話す。