都筑区総合庁舎（横浜市都筑区茅ケ崎中央）とその周辺施設で3月31日、子どもたちだけで「理想の街」をつくるイベント「ミニヨコハマシティ（ミニヨコ）」が開催される。主催はNPO法人ミニシティ・プラス（中川1）。

事前準備には延べ50人の子どもが参加した

　19歳以下の子どもたちが集まり、実際に「ミニヨコ」と呼ばれる子どもだけの街をつくるこのイベント。「大人口出し禁止」が原則で、会場内に許可無く大人が入ることはできない。

　子どもたちはアイデアを出し合いながら街を作り、就労や政治、まちづくりなど社会の仕組みを遊びながら学ぶ。今回は都筑区役所総合庁舎1階ホールをメイン会場に、都筑警察署や都筑郵便局、しゅしゅなどの周辺施設を使って1日だけ「ミニヨコ」をつくる。

　事前準備には延べ50人以上の子どもが参加。大人はサポートに徹し、必要以上に口出しせず、困難なことが起きても、まずは子どもたちで解決できるよう見守ってきた。

　当日は事前準備に参加した子どもたちを中心に、学校や図書館、ラーメン店やカフェ、ゲームコーナーなどを運営する。来場した子どもたちは、それらの施設や店舗で働きミニヨン（ミニヨコ内の通貨）を得て、今度は会場内で買い物などを楽しむ。あわせて会場では今回のミニヨコの市長を決める選挙も行われる。

　開催時間は10時～16時（入場は15時まで）。参加費は1日300円（19歳以下の子どもであれば参加可能）。