東急東横線菊名駅東口(横浜市港北区菊名7)から菊名神社(港北区菊名6)までの地域で9月15日・16日、「菊名神社例大祭」が開催された。
毎年9月中旬に行われる同祭り。菊名駅東口から菊名神社までをつなぐ旧綱島街道には約60の屋台が並び、にぎわいを見せた。
両日とも地域をみこしが巡行。夕方には駅舎2階の改札前にも巡行し、掛け声とともに天井近くまでみこしが豪快に担がれ、駅の利用客を驚かせた。
また、今年は同神社の新社殿が完成してから開催される初めての例大祭。同神社の石川宮司が、施設の老朽化と時代の変還に伴い50年ぶりとなる本殿改修工事を2008年に計画立案し、2011年3月~11月にかけて工事を行った。
新社殿は1957(昭和32)年建立の本殿を覆う形で建てられており、新調されたご神宝が納められた。拝殿の天井には、「絆」をテーマにした24枚の天井画も奉納されており、中心の菊の花は「菊名のつながり」を表している。