港北経済新聞の2018年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、新横浜花火大会の初開催を伝えた記事となった。ランキングは今年1月1日から12月13日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 「新横浜花火大会」初開催へ 会場は鶴見川沿いの新横浜公園(6/18)
2. 「考えた人すごいわ」東横線菊名駅前に高級食パン専門店(11/2)
3. 「トトロ」浮かび上がる区役所通りの街灯 歩道橋からくっきり(12/6)
4. 東名港北PA近くの北八朔公園にホタル発生 鑑賞会も予定(6/11)
5. 都筑・青葉からJリーグ参入目指す ブラジル系クラブ「イトゥアーノFC横浜」が誕生(3/12)
6. ドイツクリスマスマーケット、センター北駅前で今年も(11/26)
7. 綱島SSTに「アピタテラス横浜綱島」オープン 60の専門店入る(3/30)
8. 600メートルの土手彩るあじさい 都筑・大熊川沿いのあじさい緑道が見頃(6/25)
9. 新横浜に熟成牛ステーキバル「Gottie's BEEF」オープン 神奈川初出店(6/8)
10. 綱島駅近くに県内最大級200坪のボルダリングジム キッズウォールやシャワールームも(8/31)
日産スタジアムのある新横浜公園で7月に開催された「新横浜花火大会」。この地域ではしばらく大規模な花火大会が行われることが無かったため、開催前から話題となった。
2位と9位は飲食店の新規出店を伝えた記事。「考えた人すごいわ」は店名のインパクトと東京都清瀬市にある1号店の人気ぶりから多くの注目を集めた。
季節の話題としてランクインしたのが区役所通りの「トトロ」(3位)、北八朔公園のホタル(4位)、大熊川沿いのアジサイ(8位)の3記事。街灯の並び方がトトロに見える歩道橋は、近年テレビ番組などでも紹介されて、知る人も多くなった。一年中見ることはできるが、空気の澄むこの冬はよりくっきりと見える。
5位は社会人サッカークラブチーム「イトゥアーノFC横浜」発足の記事。これまで青葉区を拠点に「FC横浜アズール」として活動していたチームで、今季は神奈川県2部リーグで準優勝。優勝は逃したが、発足1年目で神奈川1部リーグへの昇格を果たした。
6位は毎年恒例のセンター北駅前で行われたドイツクリスマスマーケットの記事。都筑区内にはドイツ政府が認可している東京横浜独逸学園(横浜市都筑区茅ケ崎南2)が設置されているほか、ドイツ系の企業が多く集まることから、ドイツに親しみを持ってもらおうと2012年に始まった。当日は多くの来場者でにぎわい、今では都筑区の冬のイベントとして定着している。
7位、10位は綱島駅近くの話題。「アピタテラス横浜綱島」はパナソニック事業所跡地に開発された「Tsunashima SST」(綱島サスティナブル・スマートタウン、横浜市港北区綱島東4)内に3月にオープンした。現在綱島には新駅を建設中で今後ますます注目されるエリアとなっていく。
日産スタジアムでは2019年にラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピックのサッカー競技をそれぞれ予定する。新横浜周辺では、第三京浜道路と東名高速道路をつなぐ「ほくせいせん」の開通や相鉄線・JR線・東横線の相互直通運転なども控える。港北経済新聞では2019年も、人の流れと街が大きく変わろうとしている地域の動向を日々追っていく。