横浜市青葉国際交流ラウンジ(横浜市青葉区田奈町)は3月17日、ホームページに東日本大震災に伴う外国人支援情報の一覧を掲載した。
周辺の外国人向けの生活情報の提供や相談などの窓口を設置し、各種外国人支援などを行っている同ラウンジ。横浜市の委託を受けて、地域住民のボランティアで自主運営されている。
東日本大震災の影響で始まった「計画停電」に関しては、同ラウンジの情報多言語メール配信サービス「Aoba eNews」に登録しているユーザーに、いち早く多言語化した情報を提供していた。
今回は大地震に関連した横浜市の外国人震災時情報センターや被災地情報、支援情報、ラジオ情報、安否確認、防災マニュアルなどへのリンクをやさしい日本語と英語で一覧にして掲載。今後はこれを中国語、韓国語・朝鮮語、スペイン語に翻訳し、新しい情報があれば随時更新していくという。
同ラウンジの情報・広報部会員の小池由美さんは「中越沖地震の際にもボランティアでこうした外国人向けの情報発信を行っていたので、そのノウハウが生きている。このような状況では情報共有が大切で、重要な情報を外国人にすぐに出せないといけない。当ラウンジ周辺だけでなく、広く外国人で共有できたら」と話す。
外国人支援情報の一覧は同ラウンジホームページの「情報提供」から。