新横浜のダイニングバー「吉濱（ヨシハマ）」（横浜市港北区新横浜2）は3月15日から、近隣の会社員向けにおにぎりのテークアウト販売を始めた。

　東日本大震災の影響を受け、新横浜駅周辺のコンビニエンスストア、スーパーでは14日ごろからおにぎりやパン、カップラーメンなど一部の食品が手に入らない状態が続いている。そこで同店は、通勤時間帯と帰宅時間帯におにぎりの販売を開始。

　代表の吉浜裕恭さんは「長年ここで営業をやってきて、こうしたことは初めて。だんだんと棚に食品が並ぶようになってきたが、まだ困っている人もいるはず。様子を見ながら続ける」と話す。

　販売時間は、平日の8時から1時間と17時から1時間。おにぎり3個とおつまみ（空揚げ）のセットで300円。

　営業時間は、ランチ＝11時～14時、ディナー＝17時～翌2時。土曜はランチのみ。