十日市場・新治里山公園で手づくりしょうゆ搾り 長野の搾り師招く

しょうゆの「搾り舟」を準備する大谷浩之介さん(中央)としょうゆ搾り師の岩崎洋三さん(左)。岩崎さんは、全国各地でしょうゆ搾りの指導を行っている

しょうゆの「搾り舟」を準備する大谷浩之介さん(中央)としょうゆ搾り師の岩崎洋三さん(左)。岩崎さんは、全国各地でしょうゆ搾りの指導を行っている

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 横浜線十日市場駅近くの新治里山公園内にいはる里山交流センター(横浜市緑区新治町)で4月13日から3日間、手づくりのしょうゆ搾りを行っている。

羽釜で火入れも行う

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 中山で古民家カフェ「753 Cafe/Shop/Gallery」(緑区中山町、TEL 045-511-8450)を運営する753プロジェクトの大谷浩之介さんが中心となり行う同イベント。地元や鎌倉のグループと共同で開催しており、6年前からは、長野からしょうゆ搾り師を招いて行うようになった。同会場での開催は昨年に続いて2回目。

 今回はしょうゆ搾り師の岩崎洋三さんの指導のもと、長野県安曇野産の小麦と大豆にこだわった「丸山味噌醤油醸造店」の麹を使って昨年4月に仕込んだもろみを圧搾。かまどの羽釜で火入れし、後日寝かせて澱(おり)を沈殿させた後、瓶詰めを行う。初日の13日には、一升瓶約60本分のしょうゆを搾った。

 手作りのしょうゆは、参加者が持ち帰るほか、「753 Cafe/Shop/Gallery」でも使用し、余った分は販売も行う。

 大谷さんは「これまでカフェでは、それぞれが好きなことをみんなで応援する場を提供してきた。しょうゆ搾りもみんなで挑戦することで、新たな場作りができたら」と話す。

 14日・15日は見学可能。作業時間は9時~16時頃を予定している。

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