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新横ラー博にハリウッド生まれの逆輸入ラーメン店-国内初出店

看板メニューのつけ麺「ジョニーディップ」

看板メニューのつけ麺「ジョニーディップ」

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 新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)内に4月24日、アメリカ・ハリウッドのラーメン店「IKEMEN HOLLYWOOD(イケメンハリウッド)」がオープンする。

ハリウッド発の「IKEMEN HOLLYWOOD」

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 同館は今年開館20年目を迎えることから、日本に店舗がない「世界のご当地ラーメン」を誘致・紹介する企画をスタートした。同館ではこれまで、パリ・フランクフルト・ローマ・アムステルダム・ロンドンなど、世界17カ国26都市を訪れ、200店舗以上の海外ラーメン店を調査。そのなかで日本からの海外出店ラーメン店だけでなく、各地でその国の風土や食文化を取り入れたご当地ラーメン店が生まれていることを発見したという。

 今回出店する「イケメンハリウッド」は2011年8月、アメリカ・ロサンゼルス市ハリウッド地区ブレア通りにオープンしたラーメン店。アメリカ国内に300店以上存在するというラーメン店のほとんどがとんこつラーメン中心のメニューを提供するなか、同店はDIP RAMEN(つけ麺)を中心に提供する。

 メニューはとんこつをベースに、バジル、松の実、オリーブオイル、ニンニクなどを使ったつけダレのつけ麺「JOHNNY DIP(ジョニーディップ)」(850円)、生クリーム、トリュフオイル、マッシュルームなどを使った「GHOST BUSTER DIP(ゴーストバスターディップ)」(900円)、かつお節を使った鶏ベーススープのラーメン「BONITO RAMEN(ボニートラーメン)」(750)円など。煮干しなどは「魚臭い」と敬遠されている現地で、同店は本枯れかつお節の正規輸入に成功したことから、削りたてのかつお節を使ったラーメンの「うま味」を表現した。

 同館広報の中野正博さんは「今ラーメンは日本の食文化の代表として世界を席巻している。今回の企画では、世界で誕生したご当地ラーメンを紹介していきたい。日本のラーメン店が海外進出することは多いが、世界で誕生したご当地ラーメンが 日本へ出店するという事例は初のこと」と話す。

 同館の入場料は、中学生以上=300円、小学生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。営業時間は日によって異なる。

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