希少種メガネグマ、双子の赤ちゃん一般公開へ-2頭の愛称投票も

親子の愛らしい姿も

親子の愛らしい姿も

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 よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根町、TEL 045-959-1000)で今年1月に誕生した双子のメガネグマ(雄・雌)の一般公開が6月21日に始まる。

母親ミウと双子の赤ちゃん

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 メガネグマは食肉目クマ科のクマ。エクアドルやコロンビアなど南米に分布しているが、生息数が少なく国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(危急種)に指定されている。国内では同園(7頭)のほか、東山動植物園(名古屋市、2頭)、大阪天王寺動物園(1頭)でそれぞれ飼育されている。これまで繁殖に成功しているのは同園のみで、今年1月には3回目の繁殖に成功した。

 誕生した双子の赤ちゃんは園内で母親のミウによって育てられ、並行して一般公開への準備も行ってきた。現在2頭とも元気に展示場を走り回るほど。一般公開では、水浴びや木によじ登る姿など愛らしい姿を見ることができる。

 園内アマゾンセンターでは、同日よりこの2頭の赤ちゃんの愛称投票を実施。雌は「美雪」「ローラ」「エネロ」、雄は「雪雄」「メリダ」「ビエン」のそれぞれ3つの候補が挙がっている。投票は6月29日まで。

 メガネグマの公開時間は毎日13時30分~14時30分。入園料は、大人(18歳以上)=600円、中人(高校生)=300円、小人(小・中学生)=200円、小学生未満無料。

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