横浜市営地下鉄仲町台駅近くの地域活動支援センターなどで作られた手帳が6月6日から、「スローレーベルショップ in 横浜高島屋」で販売される。
販売される手帳は「さをり織り」や「裂き織り」のカバーでできた手帳。仲町台の地域活動支援センター「マローンおばさんの部屋」(横浜市都筑区仲町台1)が横浜市内の知的障害者施設で織られたさをり織りなどを使って、カバーを制作し、ものづくりスペース「いのちの木」(仲町台1)が中身の手帳の製本作業を行った。
今回はアーティストと障害者が共同でプロダクトを作るブランド「スローレーベル」のプロデュースで実現したもの。カバーの色や柄は数十種類あり、中身の手帳(B6サイズ)は無地か罫線の入ったものを選ぶことができる。価格は1冊3,990円。
両施設を運営する岩永敏朗さんは「こうした手帳作りを今後は、高齢者や子どもなども一緒になって、町全体で作っていきたい。今回の企画をきっかけにさまざまなプロダクトも考えてみたい」と話す。
同ショップは横浜高島屋(西区)1階にオープン。営業時間は10時~20時。12日まで。