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黒いラーメンとヤキメシ 京都「新福菜館」がラー博に限定復活

新福菜館の中華そば

新福菜館の中華そば

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 京都「新福菜館」が7月18日に新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)に期間限定出店する。

ラーメンのタレで焼き上げる「ヤキメシ」

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 「昭和33年の下町」を再現した館内に、全国のラーメン店(時期ごとに入れ替わる)が出店する同館。30周年を迎える2024年に向けて、過去に出店したラーメン店が2年間かけてリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を昨年7月に始めた。

 プロジェクトの19店舗目となる「新福菜館」は、1938(昭和13)年に京都駅前の屋台ラーメンとして始まった老舗ラーメン店。1942(昭和17)年には京都駅北口近くに店舗を構え、現在も本店として営業を続ける。

 新福菜館のラーメンは濃口しょうゆ味系の黒いスープが特徴。京都の老舗しょうゆ製造所「五光醤油」の熟成濃口しょうゆを使ったタレと鶏ガラと豚を使ったスープ、近藤製麺特注の中太ストレート麺を使う。具材には白身と赤身のバランスがとれたチャーシューとネギをトッピングする。

 併せて同店もう一つの看板メニューが黒い「ヤキメシ」。昭和40年代後半に提供され始めたもので、チャーシューの切れ端や卵、ご飯などをラーメンのしょうゆダレで焼き上げる。

 提供メニューは中華そば(930円)、煮玉子入中華そば(1,080円)、チャーシュー麺(1,250円)、煮玉子入チャーシュー麺(1,400円)、ヤキメシ小(450円)など。

 同館営業戦略事業部の栗原幸司さんは「京都の最古参ラーメン店が21年ぶりにラー博に帰ってくる。ラーメンだけでなく『ヤキメシ』もおすすめ。ラーメンに使用するタレで味付けられ、ハマる人が続出の必食メニュー」と話す。

 営業時間は日によって異なる。入場料は、大人=380円、小中学生・高校生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。「新福菜館」の出店は8月7日まで。

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