博多とんこつ「麺の坊 砦(とりで)」が1月31日、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)に期間限定出店する。
「昭和33年の下町」を再現した館内に、全国のラーメン店(時期ごとに入れ替わる)が出店する同館。30周年を迎える2024年に向けて、過去に出店したラーメン店が2年間かけてリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を昨年7月に始めた。
プロジェクト第11弾として出店する「麺の坊 砦」は、2001(平成13)年に東京都渋谷区神泉にオープンしたラーメン店。 店主の中坪正勝さんは一風堂創業者の河原成美さんの弟子で、1994(平成6)年の新横浜ラーメン博物館開館時に出店していた一風堂の店長を務めた経験もある。
20時間煮込んだ豚骨スープは、濃厚ながらも臭みが少ない。女性を意識した店作りと油分の少ないスープのため、来店客の6割が女性客だという。同館には2011(平成23)年~2015(平成27)年に出店した。
提供メニューは「砦らぁめん」(900円)、「肉もやしらぁめん」(1,100円)、「肉ましらぁめん」(1,350円)ほか。
同館営業戦略事業部の栗原幸司さんは「多くの女性から支持を受けるとんこつラーメン。この機会にぜひ召し上がってほしい」と話す。
営業時間は日によって異なる。入場料は、大人=380円、小中学生・高校生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。「麺の坊 砦」の出店は2月20日まで。