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新横浜で「二十歳の市民を祝うつどい」 5回の式典で分散開催

会場入り口では手荷物検査や手指の消毒も

会場入り口では手荷物検査や手指の消毒も

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 横浜市の「二十歳の市民を祝うつどい」が1月9日、横浜アリーナ(横浜市港北区新横浜3)で行われた。

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 例年市内の新成人十数人で組織する「成人の日」記念行事実行委員会らが「成人の日を祝うつどい」主催してきた。昨年成年年齢が18歳に引き下げられたことから今回は「二十歳の市民を祝うつどい」の名称で開催する。式典対象者は、市民アンケートや関係団体の意見から「成人としての社会的責任を改めて自覚」してもらおうと、これまで通り20歳を対象とすることにした。

 当日は横浜アリーナ(横浜市港北区新横浜3)を会場に、市内の区ごとに時間帯を分けて全5回実施された。第1回は神奈川区・都筑区・保土ケ谷区、第2回は旭区・港北区・緑区、第3回は青葉区・港南区・中区・西区、第4回は泉区・磯子区・金沢区・栄区・瀬谷区、第5回は鶴見区・戸塚区・南区。YouTubeチャンネルを使ったライブ配信も行われた。

 対象者は2002(平成14)年4月2日から2003(平成15)年4月1日までに生まれた横浜市内在住者3万5805人。昨年に比べ約500人減少した。

 朝から交通規制された会場周辺には、華やかな着物やスーツ姿の20歳の成人、保護者などが集まった。入場時には手荷物検査のほか、手指の消毒やサーモグラフィーによる体温計測を行った。会場内は、座席の間引き、式典各回ごとに座席・共用部の消毒など、感染症対策を徹底した。

 式典には延べ2万402人(第1回=3884人、第2回=4416人、第3回=4125人、第4回=4305人、第5回=3672人)の20歳の市民が参加した。

 今年の式典のテーマは「朝日かがよう」。横浜市歌の歌詞を引用し「横浜を、世界と繋がる国際港にまで築き上げた人々のように私たちも未来を切り拓こう。そして、私たちの今後の人生が海や港に昇る朝日のように輝いていきたい」という思いが込められている。

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