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久留米「大砲ラーメン」が新横浜ラーメン博物館に復活 3週間の期間限定

豚脂の揚げ玉「カリカリ」のトッピングした「昔ラーメン」

豚脂の揚げ玉「カリカリ」のトッピングした「昔ラーメン」

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 福岡・久留米の「大砲ラーメン」が11月25日、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)に出店した。3週間の期間限定。

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 「昭和33年の下町」を再現した館内に、全国のラーメン店(時期ごとに入れ替わる)が出店する同館。30周年を迎える2024年に向けて、過去に出店したラーメン店が2年かけてリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を7月に始めた。

 プロジェクト第8弾として出店した「大砲ラーメン」は、1953(昭和28)年に初代店主の香月昇さんが、久留米の明治通り沿いに開業した屋台から始まった。豚骨と塩のみを使ったスープは、開業以来毎日スープ釜に新しいスープをつぎ足すことで、深いコクとうま味を出す「呼び戻し」が特徴。季節や日によって調合を変えたスープをつぎ足すことで熟成させていく。同館には2009(平成21)年~2013(平成25)年に出店し、その際も釜から釜へスープ分けしたスープを使った。

 提供メニューはこってり系で豚脂の揚げ玉「カリカリ」をトッピングした「昔ラーメン」(900円)とまろやかな味わいの「ラーメン」(850円)。

 広報担当の小林綾子さんは「九州ラーメンやとんこつラーメンの発祥の地・久留米から『大砲ラーメン』が当館に帰ってくる。半世紀以上絶やされたことがない伝説の『呼び戻し』スープを新横浜で味わってほしい」と話す。

 営業時間は日によって異なる。入場料は、大人=380円、小中学生・高校生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。「大砲ラーメン」の出店は12月15日まで。

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