「ワインと料理 十六夜の月」(横浜市都筑区茅ケ崎中央)が1月5日、横浜市営地下鉄センター南駅近くにオープンした。
ダイニングバーやチェーン店、ワイン専門店など10年近く飲食業界に携わってきた依田真一オーナーがオープンした同店。長年培ってきた知識を使って、温度管理されて流通する状態の良いワインや季節に合わせた料理を用意する。
12月27日からプレオープンし、試行錯誤しながら本オープンにこぎ着けた。「個人的に思い入れのあるセンター南にオープンできうれしい。この場所で以前営業していた店は、思い出の店で感慨深い」と依田さん。
カウンターのみ5席の店内ではワインのほか、季節の野菜や魚などを使った創作料理が楽しめる。調味料を極力使わず、食材の組み合わせで、季節を感じられるメニューを心掛ける。
依田さんは「季節の食材を使うということは、自分の暮らしている場所と同じ気候で育った食材を使うということ。今後はすべての野菜を地場のものでそろえたいと思っている。お客さまにはこうした食材について知ってほしいので、毎回仕入れた食材によってメニューを変えて提供していく」と話す。今後は季節と食材の関係や家で作れるレシピなどを店頭やウェブサイトで発信して、自然の素材に興味を持つ人を増やしたいという。
神奈川県のまん延防止等重点措置に伴って時短営業予定(臨時休業の可能性もあり)。通常の営業時間は18時~24時。