デジタルポップアーティストTAKUROMAN(タクロマン)さん初の作品展「アノヒトゴミハ、タカラモノダッタ」が11月2日、センター南・サウスウッド2階のヘアサロン「Lounge(ラウンジ)」(横浜市都筑区茅ケ崎中央6)で始まった。
愛知県出身のTAKUROMANさん。クリエーティブ業界に携わりながら、35歳で一念発起しアート制作を始め、40代でアーティストデビューした。
作品はダイナミックな線とポップな色彩を使ったデジタルポップアートで、これまでに2000点以上の作品を生み出してきた。一部の作品はNFT(非代替性トークン)のアートとしてマーケットに出品し、買い手が付いている。
今回は新型コロナウイルス禍で改めて認識した「人が集うことの価値」をテーマに、16の作品を店内に展示。キュレーションはオンラインアートショップを展開する「Fancy Art(ファンシーアート)」が担った。
TAKUROMANさんは「新型コロナウイルスの影響で、人と人との間に見えない壁が生まれ、世の中にさみしさが渦巻くようになった。漠然と過ごしていた日常は、温かくかけがえのないものだったと思う。作品にはそうした思いを込めた。この展示がいま一度、人とのつながりや距離感、その価値について考えていただくきっかけになれば」と話す。
営業時間は10時~21時。12月30日まで。サロン利用なしでも無料で観覧可能。