Bリーグの横浜ビー・コルセアーズ(以下、横浜)が、第34節サンロッカーズ渋谷(同、SR渋谷)とのゲームをトッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川県平塚市)で行い、ゲーム1(4月17日)は 横浜67-79渋谷、ゲーム2(同18日)は 横浜71-85渋谷 で連敗した。
18日は、今季最終となった平塚でのゲーム。神奈川県南西部地域のブースターの前で勝利する姿を披露したい横浜は、「せめて1勝1敗に」と期待が高まる中でティップオフした。
SR渋谷は、東地区4位、ワイルドカード1位でチャンピオンシップへの参戦を確かなものにしたい。連勝を視野に、強固なディフェンスとスピードあるオフェンスで序盤からリズムを手中に収めてゲームを展開する。
司令塔の生原秀将選手(#46)をゲーム1の負傷で欠く横浜。SR渋谷のゾーンディフェンスと、マンツーマンディフェンスに翻弄されるも、前半を 横浜40-46渋谷 で折り返した。
後半に入り第3クォーター。SR渋谷が3ポイントシュートを3打連続して決めてからゲームの主導権を握り、横浜50-68渋谷とリードを許す。最終Qで反撃するもSR渋谷が逃げ切って、横浜71-85渋谷で横浜は連敗した。
SR渋谷は、2連勝したことと富山グラウジーズの試合結果から、東地区4位に浮上した。
横浜のカイル・ミリングヘッドコーチは、「生原選手が出場できず、難しい試合になった。3Qでディフェンスのミスにより連続3Pを許し一気に流れが変わった。4Qで少し流れを戻せたが、点差が大きく、追いつくことができなかった」とゲームを総括した。併せて、若手選手がステップアップできた良い機会になったことに触れ、「須藤昂矢選手も、ケドリック・ストックマン・ジュニア選手も、成長するには試合に出ることが一番大切。人として、プレーヤーとして、どんどん経験を重ねて成長していってもらいたい」と期待を寄せた。