ITサービス事業を展開しているイージェーワークス(横浜市港北区新横浜3)が8月5日、AIキャラクターが表示される立体サイネージ「インフォロイド」の正式サービス提供を始めた。
同サイネージは大型透過ディスプレーを使った立体的AIインフォメーションサービス。周辺施設情報や館内情報、現在時刻、天気などを提供するほか、キャラクターと会話を楽しむこともできる。
同社ではこれまで、横浜アリーナ(新横浜3)と学校法人岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校(同)との産学共同で立体サイネージの研究開発を行ってきた。昨年5月には横浜アリーナ内2階西ロビーに等身大のAIキャラクター「あんずちゃん」と会話ができる立体サイネージを設置している。今回はこれまでの現場実験検証で得たデータやノウハウを元に改良を加えて、等身大の72インチとスマートな43インチのサイズを用意して商品化した。
キャラクターは顧客が任意のキャラクターデザイン・ボイスを設定することが可能。キャラクターの作成が難しい場合は、同社が提供する女子校生のみこキャラクター「出逢 蒔奈(デアイ マキナ)」を用意する。
今後はAIキャラクターによるアンケートなどを実施して「生の声」を集めて、新たなビジネスモデル「ボイス・ニーズマーケティング」を進めていく。
初期導入価格は300万円~。