県立四季の森公園(横浜市緑区寺山町)で6月8日、ホタル観賞ができる「ホタルの夕べ」が始まる。
毎年この時期に園内で観察できるのはゲンジボタル。ホタルは成虫になると生殖活動のために発光し、幻想的な光景を見せるが、1週間ほどで寿命は尽きてしまう。
園内ではあし原湿原付近・ショウブ園付近・上の池付近と場所を変えながら、ホタルが多く発生し、6月中旬には飛行数のピークを迎える。
現在ホタルは100頭以上発生している。16日までの「ホタルの夕べ」期間中は公園入口がちょうちんで照らされるほか、同園駐車場を20時50分まで開放する。ホタル観賞時は懐中電灯やデジタルカメラのフラッシュ、スマートフォンの光がホタルの活動を妨げてしまうので、使用しないよう注意が必要。