県立四季の森公園(横浜市緑区寺山町)では6月に入ると、ホタルを観察することができる。
毎年この時期に園内で観察できるのはゲンジボタル。ホタルは成虫になると生殖活動のために発光し、幻想的な光景を見せるが、1週間ほどで寿命は尽きてしまう。
園内ではあし原湿原付近・ショウブ園付近・上の池付近と場所を変えながら、ホタルが多く発生し、6月中旬には飛行数のピークを迎える。
6月9日から17日までは「ホタルの夕べ」と題して、公園入口をちょうちんで照らすほか、同園駐車場を20時50分まで開放する。ホタル観賞時は懐中電灯やデジタルカメラのフラッシュ、スマートフォンの光がホタルの活動を妨げてしまうので、使用しないよう注意が必要。