横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区あざみ野南1)で1月27日、写真家の金川晋吾さんの個展と横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を同時開催する「あざみ野フォト・アニュアル」が始まる。
毎年企画展と横浜市が収蔵するカメラや写真のコレクション約1万件を活用した展示を同時開催してきた同館。今年の企画展では、2010年に第12回三木淳賞を受賞し、昨年写真集「father」を出版した金川晋吾さんの企画展「金川晋吾 長い間」を開催する。
金川さんは1981年京都府生まれ。「father」では失踪を繰り返す実の父親を撮影し、現在は20数年家族を捨て失踪した伯母(実父の姉)を撮影し続けている。
併せて会期中には金川さんが来館し、高崎経済大学准教授で哲学者の國分功一郎さんとの対談(2月3日)、小説家の滝口悠生さんとの対談(2月24日)も予定する。要申込み。
開場時間は10時~18時。会期は2月25日まで。入場無料。