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年末の港北芸術祭、今年は読み芝居「まぼろしの篠原城」

新横浜駅東側の小高い丘の上一帯が篠原城といわれる

新横浜駅東側の小高い丘の上一帯が篠原城といわれる

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 港北公会堂(横浜市港北区大豆戸町 TEL 045-540-2400)で12月1日・2日、読み芝居「まぼろしの篠原城」が開催される。

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 港北区民参加型の文化イベント「港北芸術祭」の一環として披露される同舞台。同芸術祭実行委員会設立20年を記念して公演される。

 篠原城は安土桃山時代に新横浜に実在した城で、現在の新横浜駅の東側にある小高い丘の上にあったとされる。今回はこの城を舞台に、戦乱の時代に生きる領主、金子出雲とその3人の娘を描く創作物語で、読み芝居にチェロと尺八の生演奏を合わせた舞台となる。

 語りは「横浜夢座」を主宰し、横浜をテーマにした舞台作りに取り組む女優の五大路子さん。チェロ奏者は、元NHK交響楽団の主席奏者で現在東京音楽大学教授の堀了介さん。尺八奏者は、琴古流尺八貴風会家元で昨年紫綬褒章を受賞した三橋貴風さん。3人は共に港北区在住。

 主催する港北区役所地域振興課の水谷暁美さんは「企画から約2年。実行委員の方の努力で実現することになった。実際にあった篠原城と、戦乱の世に生きた人に思いをよせる戦国ロマン物語となっている。多くの皆さんに見ていただきたい」と話す。

 開催時間は1日=18時、2日=14時から。前売り大人2,500円(当日3,500円)、小・中学生1,000円(当日1,500円)。

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