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大倉山のカフェで「地域通貨」の体験企画-地域の相互扶助推進

地域通貨を扱うための通帳

地域通貨を扱うための通帳

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 タウンカフェ大倉山ミエル(横浜市港北区大倉山2)で5月27日、「地域通貨体験カフェ~大倉山発『梅さんの輪』~」が開催される。

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 「梅さんの輪」は、港北区内の個人の自宅や庭の一部を地域に開放し、コミュニティーを作る「住み開きネットワーク」内から始まったコミュニティー。「銀行通帳型地域通貨」を用いる相互扶助の仕組みを推進しており、今回は活動の紹介と地域通貨のワークショップなどを行う。

 同コミュニティーの扱う地域通貨は「りん」。1時間誰かのためにした行為を「プラス1りん」、逆に誰かが自分のために割いてくれた場合は「マイナス1りん」という計算で記帳し、残高に応じてサービスが受けられるという。

 当日は地域通貨の基礎や紹介、どのような形で生活の助けになるかなどを解説。持ち寄りランチ形式で、参加者同士の交流や地域通貨の疑似体験やディスカッションなども予定する。

 「梅さんの輪」世話人の金光律子さんは「自分たちが使ってみて良かったという実感から思いついたイベント。横浜だけでなく、被災地や日本・世界中のさまざまな地域で、お金を介さない、気軽で楽しい支え合いの輪が広がることを願う。こうした緩やかな繋がりが日本を元気にし、コミュニティー再生の一役を担うのかもしれない」と話す。

 開催時間は12時~17時。昼食1品持ち寄りで参加費1,000円(持ち寄りなしの場合は別途500円)。

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