よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根町1175、TEL 045-959-1000)で、昨年8月に生まれたアカアシドゥクラングールと昨年11月に生まれたボルネオオランウータンの赤ちゃんの愛称が決まった。
アカアシドゥクラングールは、ベトナムやラオスの熱帯雨林などに生息する霊長目オナガザル科のサル。ボルネオオランウータンは、霊長目ヒト科のオランウータンで、東南アジア・ボルネオ島に広く分布する。どちらも生息数が少なく国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種(EN)に指定されている。
それぞれの赤ちゃんを人工哺育で育ててきた同園。3月21日には一般公開が決定したため、来園者による愛称投票を始め、3月末までの投票で、アカアシドゥクラングールは「ショーン」、ボルネオオランウータンは「チェリア」に決まった。
同園では現在、それぞれの赤ちゃんの特別ガイド実施。飼育係が赤ちゃんを抱きながら、生態について解説する(アカアシドゥクラングールは5月31日までの毎週日曜日、11時45分~、ボルネオオランウータンは毎週土曜・日曜、14時~)。
入園料は、大人(18歳以上)=600円(4月22日以降は800円)、中人(高校生)=300円、小人(小・中学生)=200円、小学生未満無料。