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江戸時代に焼かれた「古伊万里」30点公開-大倉山の一軒家ギャラリーで

展示予定の古伊万里の器

展示予定の古伊万里の器

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 大倉山の一軒家ギャラリー「ぎゃるりーげん」(横浜市港北区大倉山4)で11月3日・4日、「小さな古伊万里展-受けついでいきたいもの-」が開催される。

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 伊万里焼きとは、1610年代中頃佐賀県有田町を中心とする肥前国(現在の佐賀県及び長崎県)で生産された日本最初の磁器の総称で伊万里港から出荷されたため、伊万里焼と呼ばれるようになった。その中でも、江戸時代に焼かれたものを一般的に古伊万里と呼んでいる。

 当日は、主催者の大野玲子さんが父親から譲り受けたという古伊万里の染付の器を中心に約30点を展示する予定。大野さんは、先代から譲り受けた器を次世代に受け継いでいくために、一部の愛好家だけではなく多くの人と共有したいと考えている。今回は京都の毘沙門堂(京都府京都市)で、2001年に開催した展示会以来で、関東では初めての開催となる。

 大野さんは「400年の時を経てきた器は、飽きることのない魅力がある。所有する私でも普段ゆっくり見る機会がないが多くの人とこの魅力を共有したい。この展示を機会にゆっくりと静かな時間を過ごしていただけたら」と話す。

開催時間は、11時~17時。入場無料。連絡は大野さん(090-9304-7504)まで。

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