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セン北で難民テーマにした「ヒューマン・シネマ・フェスティバル」

上映作品の「そのひとときの自由」(アラシュ・T・リアヒ監督)より

上映作品の「そのひとときの自由」(アラシュ・T・リアヒ監督)より

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 ノースポート・モール内「イオンシネマ港北ニュータウン」(横浜市都筑区中川中央1)で10月5日・6日、難民問題を考えるチャリティー上映会「ヒューマン・シネマ・フェスティバル2013」が開催される。

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 社会貢献事業を行っている「イオン1%クラブ」の協力を得て、難民をテーマにした作品を全国のイオンシネマで無料上映する同企画。2011年から始まり、上映作品は「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)難民映画祭」で高評価を得た作品となっている。

 今年はアキ・カウリスマキ監督(フィンランド)監督の「ル・アーヴルの靴みがき」(2011年カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作品)とアラシュ・T・リアヒ監督(イラン)の「そのひとときの自由」(2008年モントリオール世界映画祭金賞受賞作品)の2作品を上映。上映時間は「ル・アーヴルの靴みがき」=5日は14時~(満席のためチケット配布終了)、6日は16時30分~。「そのひとときの自由」=5日は16時30分~、6日は14時~。

 5日16時30分からの「そのひとときの自由」上映後には、今回の企画のメーンテーマ「『何ができるか』映画を通して考えたい」に沿ってトークイベントを開催。横浜市国際政策室の関山誠室長、特定非営利活動法人国連UNHCRの滝澤三郎理事長を招き、難民や同様の状況にある人々が直面する課題やその解決に向けてなにができるのかを考える。

 同館の鈴木兵部総支配人は「ほんのわずかな希望を頼りに、人はどこまで歩くことができるのか。そしてその希望が失われた時に、人間の尊厳をかけて再び歩き出すことができるのか。今回の映画を通して自分たちが『何ができるか』を感じ取っていただけたら」と話す。

 入場無料。

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