ノースポート・モールの「イオンシネマ港北ニュータウン」(横浜市都筑区中川中央1)で8月27日、イプシロンロケット打ち上げのライブビューイングが行われる。
イプシロンロケットは独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発中の固体燃料ロケット。これまでのロケットよりも安価で高性能なロケットを目指し、2010年に開発がスタートした。
今回打ち上げられるのはその初号機で、惑星分光観測衛星(SPRINT-A)を積み込む予定。当初22日の打ち上げ予定だったが、準備作業中にロケットと地上装置との通信機能点検で地上装置に不適合が確認されたことから27日に延期となった。
22日にライブビューイングを予定していた同館では、22日はJAXAの紹介映像を上映するほか、傘袋を使ったロケット制作のワークショップと飛距離コンテストを開催(12時~)。27日には打ち上げのライブビューイングと同ワークショップ・飛距離コンテストを行う(13時~)。
同館の井上淳之さんは「2010年の小惑星探査機「はやぶさ」帰還のニュースは記憶に新しい。度重なるトラブルを乗り越えて偉業を成し遂げたが、今回のロケット打ち上げにもそのとき感じた興奮を期待せずにはいられない」と話す。
入場無料。