ランドセル1万個、アフガニスタンへ旅立ち-今年で活動10年目

約130人のボランティアがランドセルの「旅立ち」準備を行った

約130人のボランティアがランドセルの「旅立ち」準備を行った

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 KK横浜貿易倉庫(横浜市都筑区池辺町)で4月13日、使用済みのランドセルをアフガニスタンの子どもたちへ送る活動「ランドセルは海を越えて」の旅立ち準備ボランティア・イベントが行われた。

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 ランドセルの主要素材である人工皮革「クラリーノ」を製造販売しているクラレ(東京都千代田区)が主催する同活動。6年間使用したランドセルを全国から集め、ノート、鉛筆、クレヨンなどの学用品を詰めて、勉強道具が不足しているアフガニスタンの子どもたちに送っている。2004年から活動は始まり、これまでに約9万個のランドセルが子どもたちに届けられた。

 今年は1月から同活動のウェブサイトを通じて使用済みランドセルを募集し、2カ月ほどで全国から約1万個が寄せられた。当日は同社社員のほか、ランドセル寄贈者、活動を後援する国際協力NGOジョイセフ、社団法人日本かばん協会ランドセル工業会の呼び掛けで集まったボランティア約130人が集合。開梱・検品・学用品の箱詰めの作業「旅立ち準備」を行った。

 作業の途中には、今年活動が10年を迎えることを記念し、隣接するららぽーと横浜で、これまでの活動を撮影してきた写真家の内堀たけしさんによる講演が行われた。写真は写真集「ランドセルは海を越えて」として4月9日から発売されている。

 同社IR・広報部の中嶋渉さんは「寄せられるランドセルのなかには、使っていた子どもたちからアフガニスタンの子どもたちへの手紙が入っていたこともあり、目を潤ませてしまうこともあった。また、現地の子どもたちから刺しゅう入りのハンカチや手紙が届きほほ笑ましく思うこともある。これからも長いスパンで続けられるよう地道に活動していきたい」と話す。

 「旅立ち準備」が整ったランドセルは5月にアフガニスタン・モンゴルへ向けて出発。各種検品などを経て、秋頃には子どもたちに届けられる予定。

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