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横浜・菊名駅近くに食育に特化した学童施設「ぐりぐら」

「食」を切り口に流通経済や経営を学ぶ

「食」を切り口に流通経済や経営を学ぶ

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 東急東横線菊名駅近くに4月1日、食育特化型学童施設「食楽式スクール ぐりぐら」(横浜市港北区篠原北1、TEL 050-3633-6185)が開所した。

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 運営するNPO法人フーズマイルぐりぐらはこれまで、「食」を通して楽しく学ぶ場づくりや各種ワークショップ、イベントを行ってきた。同施設では子どもたちに「食」を切り口に流通経済や経営を学ぶなど幅広い分野を網羅した食育・教育プログラムを提供する。

 プログラムでは、施設内でコンセプトや原価計算、商品作りなどから飲食店を実際に作り、経営を学ぶことや食べたおやつのなかに使われているでんぷんの働きを調べるなどを実施。4月は「ハンバーグ屋」がテーマで、4月末には保護者を招き、子どもたちによる飲食店のプレゼンや実際の営業も行うという。

 学童機能は最長22時まで子どもを預かり、港北区内の提携農家の野菜を使ったおやつや夕食も提供。保護者への提供も予定する。

 和賀康子代表は「みんなでなにかを作って食べておいしかった、だけでなく、その材料はどういう流通でここまで来たのか、調理のなかで行われた化学変化はなにかなどと考えていけば、食を通して学べることはたくさんある。子どもは学んだら親御さんに発信していくので、大人にも学びはあると思う。これからはこうした食育の考えを当施設を拠点に、子どもたちと一緒に発信していきたい」と話す。

 今後は外部イベントへの出展のほか、同施設でのワークショップやクッキングスクールなどのイベントは定期的に開催していくという。

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