コミュニティーカフェ「スペースナナ」(横浜市青葉区あざみ野1)が12月11日、オープン2周年を迎えた。
地域の人が「つどい、つながり、楽しさを生む場」を目指す同店。横浜市経済局の商店街空き店舗活用事業に採用されて開店した。雑誌「くらしと教育をつなぐWe」の読者イベントを企画運営していたメンバーを中心に店舗運営・事業企画・出資などに携わっている。
カフェ、ギャラリースペース、フェアトレードショップを併設した店内では、定期的にアート教室や講座などを展開。開催されている。自主企画の5回連続講座「地域で緩やかに支えあう場をつくろう」は現在第3回まで終了し、いずれも参加者は定員を超えたという。
ソーシャルビジネス事例として市内各地から注目されている同店。代表の稲邑恭子さんは「事業を通して地域や来店者とのつながりができ、方向性が見えてきた。資金面などの課題もあるが、どんな人でも安心して暮らせる地域を作る目的のため、スタッフや支援者みんなで頑張っていきたい」と話す。
開店時間は11時~18時。月曜・火曜定休。