自家焙煎コーヒー豆「大倉山珈琲」の販売をしている東急東横線大倉山駅近くの西村幸希建築設計(横浜市港北区大倉山3)が10月1日、コーヒー豆販売1周年を迎えた。
建築家の西村幸希さんの趣味が高じて軽井沢のカフェ「みかげ茶屋」から最上級の豆を使ったスペシャルティコーヒー豆を取り寄せ、販売している同事務所。「大倉山珈琲」は大倉山(180グラム、1,080円)、翠midori(180グラム、980円)、碧ao(180グラム、980円)、オーガニック(180グラム、1,080円)、カフェインレス(180グラム、1,180円)の5種類。それぞれ同店オリジナルブレンドとなっている。
「建築家というと敷居を高く感じる方が多いのでコーヒーが気軽な相談のきっかけになれば」という西村さんの思いから4月からはコーヒーを試飲しながら家づくりを考える相談会「建築家と家を建てるということ」も始めた。
家を建てる人のプライベートに踏み込むほか、「家」という人生の一部を担うものに携わることから信頼関係は大切。同事務所ではコーヒーが自然なコミュニケーションのきっかけになっているという。
西村さんは「予算や立地、法律など堅い話も大切だが、毎日暮らす場所を作るということは、好きなものやライフスタイルなどありふれた日常も考えなければと思っている。コーヒーを通して、お互いにコミュニケーションできたら」と話すほか、「1年やってみて、近隣の方で豆の常連客もいる。家を建てたい方でなくても気軽にお越しいただけたら」とも。
販売は10時~18時(不定休)。