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被災地のラーメン店を期間限定で再誘致-新横浜ラーメン博物館

喜多方ラーメン「大安食堂」のしょうゆラーメン

喜多方ラーメン「大安食堂」のしょうゆラーメン

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 新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)は1月13日、被災地復興プロジェクト「がんばれ東北!がんばろうラーメン!」を始めた。

「らーめん千草」の「らーめん」

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 東日本大震災の被災地域にあるラーメン店は、営業再開までに多くの時間が必要で、中には廃業に追い込まれる店も少なくない。同プロジェクトは、こうした東北のラーメン店を、ラーメンを通して支援することを目的に企画された。

 第1弾と第2弾では、過去に同館に出店していた店舗を期間限定で再誘致。第1弾は震災後に風評被害で苦しんでいた喜多方ラーメン「大安食堂」(福島県喜多方市、出店期間=1994年3月~1996年2月)、第2弾は店舗の5メートル先まで津波で浸水し被害を受けた「らーめん千草」(岩手県久慈市、同=2004年3月~2005年11月)が、それぞれ今月13日~17日(第1弾)、18日~22日(第2弾)に営業する。

 同館広報の中野正博さんは「今回のプロジェクトは以前当館に出店いただいたラーメン店で、震災によって影響を受けている地域の店を紹介・応援するプロジェクト。首都圏のお客さまに、それぞれの地域が元気であることを知っていただき、その地域へ足を運んでいただけたら」と話す。

 同館の入場料は、中学生以上=300円、小学生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。営業時間は日によって異なる。

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