都筑の「スリーエフ」2店舗でEV向けグリーン充電サービス-県内初

スリーエフ都筑勝田橋店に設置されているEV用200V充電器

スリーエフ都筑勝田橋店に設置されているEV用200V充電器

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 コンビニエンスストア「スリーエフ」の都筑大棚店(都筑区大棚町)と都筑勝田橋店(勝田町)の2店舗で現在、電気自動車(EV)を無料で充電できる「グリーン充電サービス」の試験運用が行われている。

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 スリーエフ(中区)とコスモ石油(東京都港区)、エナジーグリーン(東京都新宿区)の3社が共同で提供する同サービス。エナジーグリーンがコスモ石油のサービスステーションに設置された太陽光発電システムによる電力(環境付加価値)を買い取り、「グリーン電力証書」を発行。同社は2店舗に設置された充電器の充電使用量と同量の証書をエナジーグリーンから購入することで、間接的にEVを太陽光発電で充電できるシステムとなっている。

 両店にはEV用の200V充電器を1基ずつ設置。1基で同時に2台のEVを充電することができ、充電量を把握する電力計や通信モジュールが内蔵されている。充電にはコスモ石油の発行する「コスモEV会員カード」が必要となるが、非会員にも店頭で同カードを無料で貸し出す。

 神奈川県下でEVの充電機器を設置しているコンビニエンスストアは、現在同社のほかに2社あるが、グリーン電力での充電機器提供は同社が初めての試みとなる。

 同社広報グループの金子昌司さんは「スリーエフでは電気自動車普及を促進するため、両店に自然エネルギーを利用した充電設備を設置した。この充電器は現在市販されているどのEVでも充電が可能なので、この機会にぜひ利用してほしい」と話す。

 両店とも24時間営業。サービス提供は来年6月30日まで。

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