横浜市の「二十歳の市民を祝うつどい」が1月8日に横浜アリーナ(横浜市港北区新横浜3)で行われた。
例年市内の新成人で組織する「成人の日」記念行事実行委員会らが「成人の日を祝うつどい」を主催してきた。2022年に成年年齢が18歳に引き下げられたことから、昨年からは「二十歳の市民を祝うつどい」の名称で開催する。式典は、市民アンケートや関係団体の意見から、「成人としての社会的責任を改めて自覚」してもらおうと、これまで通り20歳の横浜市民を対象とすることにした。
当日は横浜アリーナ(横浜市港北区新横浜3)を会場に、市内の区ごとに時間帯を分けて全3回実施された。第1回は旭区・神奈川区・港北区・都筑区・保土ケ谷区、第2回は青葉区・磯子区・港南区・栄区・中区・西区・緑区、第3回は泉区・金沢区・瀬谷区・鶴見区・戸塚区・南区。YouTubeチャンネルを使ったライブ配信も行われた。
今年の対象者は2003(平成15)年4月2日から2004(平成16)年4月1日までに生まれた横浜市内に住民登録している3万5863人(港北区は3117人、都筑区は2471人、青葉区は3348人、緑区は1837人)。昨年に比べ約60人増えた。
朝から交通規制された横浜アリーナ、新横浜駅周辺には、華やかな着物やスーツ姿の二十歳の市民、保護者などが集まった。
新型コロナウイルスの影響で理想とは異なった青春時代を過ごした今年の式典参加者。式典のテーマは「足音」で「これまでの努力の証、これからの人生の糧として私たちの足音が輝くことを信じたい」という思いが込められている。