よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根町)でチンパンジーの赤ちゃんが10月18日に一般公開された。
チンパンジーは生息数が少なく国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストや、環境省の「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
同園ではこれまでオス2頭、メス8頭を飼育していた。10月10日にオスのチンパンジー「ケンジ」とメスの「サチコ」の間にメスの赤ちゃんが誕生した。同園のチンパンジー繁殖成功は6年ぶり。
チンパンジーの赤ちゃんの展示は当面10時~16時を予定。合わせて10月30日までの期間は、チンパンジー展示場前で赤ちゃんの愛称投票を呼び掛ける。候補は「コサチ」「ゼン」「シュウ」の3つ。
開園時間は9時30分~16時30分。入園料は大人800円、中人(高校生)300円、小人(小・中学生)200円、小学生未満無料。