福岡・博多のラーメン店「ふくちゃんラーメン」が8月29日に新横浜ラーメン博物館（横浜市港北区新横浜2）に期間限定出店する。

　「昭和33年の下町」を再現した館内に、全国のラーメン店（時期ごとに入れ替わる）が出店する同館。30周年を迎える2024年に向けて、過去に出店したラーメン店が2年間かけてリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を昨年7月に始めた。

　プロジェクトの21店舗目となる「ふくちゃんラーメン」は、1975（昭和50）年に福岡県早良区百道で開業したラーメン店。1994（平成6）年には博多から車で30分かかる住宅街に移転した。同館には2004（平成16）年～2009（平成21）年の期間出店した。

　同店のラーメンは、豚頭のみを使ったスープ、濃い口しょうゆとうま口しょうゆに和風素材と香辛料を加えたタレが特徴。一般的な博多ラーメンに比べてしょうゆの風味が強い。

　提供メニューは「ラーメン」（1,000円）、「味付玉子入りラーメン」（1,150円）、ワンタンメン（1,300円）、玉めし（450円、数量限定）など。

　同館営業戦略事業部の栗原幸司さんは「博多の中心から離れた閑静な住宅街にも関わらず、連日行列が絶えない常連に愛され続ける店舗。地元の皆さんを魅了するラーメンをこの機会に召し上がってほしい」と話す。

　営業時間は日によって異なる。入場料は、大人＝380円、小中学生・高校生・シニア（60歳以上）＝100円、小学生未満無料。「ふくちゃんラーメン」の出店は9月18日まで。