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飛騨高山「やよいそば」がラー博に限定復活 色濃いスープが特徴

「やよいそば」の中華そば

「やよいそば」の中華そば

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 飛騨中華そばを提供する「やよいそば」が2月21日、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)に期間限定出店する。

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 「昭和33年の下町」を再現した館内に、全国のラーメン店(時期ごとに入れ替わる)が出店する同館。30周年を迎える2024年に向けて、過去に出店したラーメン店が2年間かけてリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を昨年7月に始めた。

 飛騨中華そば(高山ラーメン)は1938(昭和13)年創業の「まさご」が発祥といわれる飛騨高山のご当地ラーメン。通常のラーメンはスープとタレを別に作り、丼にタレを入れてスープを注ぐが、飛騨中華そばはずんどうの中でスープとタレを合わせて煮込む。午前中と夕方では煮込む時間が異なるため、時間帯によって味に変化があるという。

 プロジェクト第12弾として出店する「やよいそば」は、飛騨中華そばの店の中でも2番目に古いといわれる老舗ラーメン店。同館には1996(平成8)年10月~1997(平成9)年3月の期間出店した。

 鶏ガラ、野菜、かつお節などでダシを取り、しょうゆで味付けして丸二日以上煮込んだ色濃いスープと、平打ち細ちぢれ麺が特徴。メンマ、バラチャーシュー、ネギといったシンプルな具材をトッピングする。メニューは「中華そば」(900円)、「煮玉子入り中華そば」(1,000円)、「飛騨ねぎ中華そば」(1,100円)ほか。

 同館営業戦略事業部の栗原幸司さんは「しょうゆとスープを一緒に煮込むことで完成するスープは全国的にも珍しい手法で、独特のコクとうま味を作る。この機会にぜひ味わってほしい」と話す。

 営業時間は日によって異なる。入場料は、大人=380円、小中学生・高校生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。「やよいそば」の出店は3月13日まで。

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