東京・目黒のラーメン店「支那そば勝丸」が11月7日、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)に出店した。4カ月間の期間限定。
「昭和33年の下町」を再現した館内に、全国のラーメン店(時期ごとに入れ替わる)が出店する同館。それまで「フードアミューズメントパーク」が一般的でなかった1994(平成6)年に、全国のラーメン店の中から、8店舗を新横浜に集めて開館した。
同館は11月から開館時の7店舗(現在出店中の「こむらさき」を除く)がリレー形式で出店する「あの銘店をもう一度 94年組」をスタート。第1弾として「支那そば勝丸」が出店した。
1972(昭和47)年に東京都内で移動式屋台として開業した「支那そば勝丸」。その後1日250杯を売る繁盛店となり、1984(昭和59)年には白金に店舗を構えた(現在の本店は目黒)。
「カタクチイワシ」の煮干しを使ったスープと独特のちぢれ麺が特徴の同店のラーメン。今回はラーメン博物館出店時の味を再現するため、煮干しの香りが強い「マイワシ」を使った「極上煮干しラーメン」(900円)を提供する。
広報担当の小林綾子さんは「マイワシをふんだんに使った香り高いスープや口の中で踊る唯一無二のちぢれ麺は必食」と話す。
営業時間は日によって異なる。入場料は、大人=380円、小中学生・高校生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。「支那そば勝丸」の出店は2023年2月26日まで。